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痛風(つうふう、gout)は、高尿酸血症を原因とした関節炎を来す疾患。
名称は、痛み(発作の箇所)が風が吹く様に足・膝・腰・肩・肘や手など全身の関節を移動し尚且つ風が強くなったり穏やかになったりする様に痛みが酷くなったり和らいだりを繰り返す(痛みの悪風に中(あた)る意、または吹いた風が当たっただけでも痛む、の説もある)ことから命名された。
■原因
痛風における関節炎は、関節包内に析出した尿酸の結晶に対する炎症反応である。
従って、高尿酸血症がその原因の一つである。ただし、高尿酸血症の患者で実際に痛風をおこす患者はごくわずかである。
そこで、痛風を起こすことになる直接の原因は別にあるとする考え方も存在する。
米国で、高尿酸血症の患者に尿酸値を下げる薬を処方しないのはその考え方に基づいている。
実際、痛風は高尿酸血症の治療薬によって急激に尿酸値が低下したときにも起こることがある。
■症状
関節に激烈な痛みが起こり、発熱を伴う。体温の低い部位ほど尿酸が析出しやすいため、痛風発作は足趾(母趾)に好発する。
最初に痛む部位は大抵、足の親指のMP関節である。病状が進むと足関節、膝関節まで進行する。
発作を繰り返すたびに症状は増悪する。発作の痛みは骨折の痛み以上といわれ、非常に苦痛を伴う。


